2023年 よかった映画
ぼやぼやしてたら大晦日になってしまいました。
今年の振り返りということで、今年観てよかった映画を3本選んでみました。
ちなみに、12月31日の12:00現在、今年観た映画は45本。昨年は75本観ていたので、だいぶ減ってしまいました。と、言っても昨年多かったのはコロナの影響(ロックダウン中に配信ものをよく観た)もあります。また、今年はラグビーのワールドカップがあったので、週末はラグビー三昧だったことも原因のひとつではないかと思います。
45本中、映画館で観た映画(クライストチャーチ領事館主催の無料の日本映画上映会含む)は18本。月当たり1.5本なので、まぁまぁ劇場での鑑賞はしていたと思います。
さて、選んだ映画は映画館で観た18本からとしました。
怪物
New Zealand International Film Festivalで観ました。実はブッキングした日に熱を出してしまい観に行けなかったので、あきらめていたのですが、クライストチャーチでの最後の上映に空きがあったので観に行くことにしました。
起こった事柄をそれぞれの立場から描くという手法自体は新しくはありません。が、それが非常にうまく生かされている映画でした。観終わった後になんとも複雑な感情が残る映画でした。
The Creator
予告編を観て気になっていた映画。小物なども含めて映画内で描かれているものが、私の好みにドンピシャで、観ているだけでワクワクしてしまいました。AI対人間という構図を通して西洋的な(あるいは一神教的な)考え対東洋的な(あるいは多神教的な)考えを描いているところも、ややステロタイプ的ではあるものの、興味深かった。こういう映画を映画館で観ると、映画っておもしろいなぁと思います。
Perfect Days
これもNew Zealand International Film Festivalで観た映画。今年一番響いた映画がこれでした。ちょっとした出来事はあるものの、ほぼ事件などは起こらない、ひとりの男の日常を淡々と描いた映画で、もっと若いときに観たら、つまんねぇと感じたかもしれません。イメージとしては小津安二郎っぽい映画といったところでしょうか(って、私「東京物語」くらいしか観てませんが)。
来年は月2本平均くらいは劇場で映画を観られたらと思っています。
それでは皆様、よいお年を。
Christmas Time in Christchurch
ニュージーランドのクリスマスデー(12月25日)は休日。そして、日本の正月のように家族が集まって特別な料理を過ごすという一日で、スーパーマーケットやファストフードなども含めてほとんどのお店が休みになります。そんな日に、ちょっと散歩に行ってみることにしました。
近くのレストラン前に置かれているノームの像。白黒なので分からないですが、帽子がクリスマスカラーになっています。
ハグレー公園横の道。歩いている間、ランニングをしている人数名と、散歩する人数名と会いました。が、ほとんど人は歩いていません。
正面に大聖堂(再建中)を臨むウスターストリート。今年はトラムも運休で、まさに人っ子一人いない。
アートセンターにある屋外テーブル。通常の休日ならアイスを食べたり、コーヒーを飲んだりしている人を見かけるテーブルもこの状態。
普段なら何かを食べる人や一休みする人たちで溢れているリバーサイドマーケット。まったく店が開いてないので、お客さんもいません。
と、半ゴーストタウン化した街を歩いていると…
ひと仕事終えた後と思われるサンタさんが休んでいましたとさ。