またホラーショートフィルムのレビューを書こうかと思ったのですが、週末に観たショートじゃない映画のお話を。
その映画がこちらの「ARGYLLE / アーガイル」
映画館でやっていたときに観に行きたいと思っていたのですが、タイミングを逸してしまい観れずじまい。が、現在Apple TV+で配信中ということで観てみることにしました。
内気なスパイ小説家エリー・コンウェイ。彼女の小説の筋書きは、ある悪の秘密組織の活動内容に類似していた。彼女は愛猫と共に、誰も何も信用できない本物のスパの世界に飛び込むことになる。
と、いうのがApple TV+公式のあらすじ。
上の予告編で描かれているのが始まりで、この後物語は二転三転していきます。ただ、やや漫画チックというか、何じゃそりゃという感じのところも正直あるし、コミカルなシーンも多く、分類としてはアクション・コメディーでしょう。
監督は「キック・アス」や「キングスマン」のマシュー・ヴォーン。「キングスマン」の一作目の教会での戦闘シーンでは、そこまで描かんでもというくらい派手な残虐シーンてんこ盛りでしたが、この映画ではやはり派手に敵を撃ち殺したり、斬り殺したりするのですが、ほとんど血が出ないので、暴力的な映画はちょっと…という人でも大丈夫じゃないでしょうか。
主役の小説家エリー・コンウェイを演じるのは「ジュラシック・ワールド」シリーズのクレアを演じたブライス・ダラス・ハワード。
あれ?この人ってこんなに体格良かったっけ?ひょっとして役のために太った?と思ったのですが、ちょっと調べたところではそういうことではなさそう。お子さんを出産後太ったようで、現在はこんな感じのようです。この役のオファーがあった際、この映画のために痩せろというなら他の人にオファーを出して、みたいなことを言ったというような記事も見たので、少なくとも役作りではない模様。
相手役はサム・ロックウェル。
時々、顔が井上順に見えてしまいました。そして、お正月の芸能人かくし芸大会の英語ドラマか!?と…(私と同世代くらいの人ならわかってくれるのでは?)
そしてこの映画で注目すべきはこちらの猫。
なんとヴォーン監督のうちの猫だそう。なかなかいい味出してます。
難点というか気になった点としては、ちょっと長いかなと。エンドロール開始までで約2時間くらいあったのですが、もう少しタイトにして90分〜100分くらいにした方が気軽に観られて良かったなぁと。
私は好きなタイプの映画で、十分楽しめました。アクション・コメディー好き、ネコ好きの方にはオススメです。